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5月21日

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絵画教室の展示会がひと段落したので、久しぶりに旅行に行ってきました。(20日帰宅)伊那〜草津周辺を1週間ほど。

教室のこともジョギングのことも日常のことをしばし忘れて、普段と異なる生活に身を浸すことができ、(絵のことだけは忘れるわけにはいきませんが)

リフレッシュできました。旅行の期間がやや長かったので、日常の感覚に戻るのには少し難儀しそうな感じですらあります。

 

旅行の動機は高遠の美術館で行われていた知人の展覧会と、昨年生徒さんに薦めていただいた野村陽子さんの美術館が近かったためです。

なんとか重い腰を上げて出かけた私ですが、たまたま選んだ高遠の宿がユニークで、また宿の住人である一歳の猫(美優ちゃん)が非常に可愛らしく、

一気に日常から離れることができました。たいへん感謝しております。(服は毛だらけになりましたが、全く気にならず)

美優ちゃんはいつでも外と家の中を出入り自由で、都会の猫の飼育環境からすればかなりのびのびと生きることを許された幸せな猫と思います。

旅の後半で、逆にちょっと可哀そうな環境を生きる猫に遭遇し、旅先ゆえ何もできず、今回の旅で唯一のどにひっかかったトゲになっています。

 

今はただ、あの猫が、もう少し力強く生きる術を身に着けて悠々自適に野良を生きていってほしいと願うばかりです。

 

※春の花の風景を想像してたどり着いた草津白根山はまだ冬の装いで、頭を切り替えればそれもまたこの季節ならでは、と雪模様をスケッチ。